ブリスベン〜ゴールドコースト


17日午前4時50分、飛行機はブリスベン国際空港に到着した。ブリスベンの飛行場に降りての最初の感想は、「寒い!」の一言であった。時間が時間でもあり、亜熱帯の気候とはいえ、冬である。入国審査を済ませ、なかなか出てこない機内預けのトランクをようやく受け取り、いよいよオーストラリア入りである。空港のロビーに出たのは5時30分過ぎ。すぐにハーツレンタカーの窓口に行き手続きをする。僕たちが窓口にいくなり、「ミスター、ヤマモト?」と聞いてきたので、同じ便の乗客で日本人で借りるのは僕たちだけなのだろう。
 荷物を持って、「寒いね〜」といいながら駐車場へ。車に荷物を積んでいよいよ出発である。


 オーストラリアの道は以外に走りにくかった。慣れない交通ルールのせいもあるが、ドライバーの運転が荒い。車間はほとんど無いため、車線変更は度胸がいる。しかも、道が分かりにくい。何度、Uターンしたか、数え切れない。信号も独自の信号で、なかなか面白い。縦に2列に直進用と左折用、または右折用が並んでいるのだ。


 ブリスベンのトランジットセンターへ行き、朝食を食べる。ここはバスや電車のターミナルになっているので、大勢の通勤客が足早に通り過ぎていく。連れ合いと子どもは朝はほとんど食べていないので、サンドイッチとポテトフライ(どちらも大きい!ポテトフライは鉛筆3本まとめたくらいの太さがあった。)を買ったが、僕は機内で午前3時に出た機内食をしっかり食べていたので、オレンジジュースをひとつ買っただけだ。小腹は空いていたが、あの大きなサンドイッチを食べるほどでは無かった。
 朝食を食べながら、次の予定を話し合い、子どもの希望である、コアラを抱きに行く事にした。


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