シドニー郊外


 ブルーマウンテンからシドニーに帰ってくる。早めに出発したため、昼頃にシドニー市内に入る。車内で相談していたのだが、夜にカキを食べられるレストランに行く予定を、昼にしようということになった。思ったよりシドニー市内が走りにくいため、夜に行ってレストランを見つけられなかったら困るからだ。
 西からシドニー市内に入り、そのまま東北方向へ横切る。オーストラリアの人から聞いたレストランはシドニー郊外だ。シドニーの市内にも観光客相手のレストランがたくさんあるが、本当においしいカキを食べるのなら、そこに行きなさいと教えてもらった所だ。シドニー市内の大きなレストランのカキは手間を省くため、朝入荷したらすべて殻を取ってしまうが、郊外のレストランなら注文があってから初めて殻を取るとの話。値段も市内は高いとの事であった。
 シドニー市内を抜けてノースシドニーと呼ばれる高級住宅街を抜けて海沿いに出る。びっくりするくらいの素晴らしい景色が目の前に広がった。シドニーからちょっと東に走っただけである。今まで見てきたのと同じような素晴らしい海岸線だ。車がないとなかなか来ることが出来ない所なので、レンタカーを借りていて良かったと思う瞬間でもあった。

 

 これが景色の一部。駐車場が無いため、観光バスも道端に停車している。

 教えて貰ったようなレストランは見当たらなかったが、岬の先端近くで車を停め、海岸線に歩いていくと、海岸線のデッキにたくさんのテーブルとイスを並べたおしゃれなレストランを見つけたので、そこで昼食にした。
 店内からは海越しにシドニーの街並みが見える。海風が通り抜ける、気持ちのいいレストランだ。

 なかなか豪勢でしょう。日本ではなかなか食べられない生牡蠣が、ここでは当たり前に食べることが出来る。1ダース18.90A$。調理したカキも同じ値段だ。
 オーストラリアに来た目的の一つがこのカキを食べることであった。結局、3人で生牡蠣2ダース、グラタンのようにしたカキ1ダースを食べてしまった。今回の旅行中、ここの食事が一番高く、唯一、100A$を超えてしまった。(^^;

 思いっきりカキを食べた後はシドニーに戻り、宿に車を停めるとあらためてシドニー市内の散策に出かけた。


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