故宮博物館

 故宮博物館の説明は省きます。あまりに有名なので・・・。
 で、中は一切、撮影禁止のため、中の写真もありません。じゃ、なんでページがあるんだって?それはそれで、その他の事で・・・・。(^^;




一応、故宮博物館の全景を入れておきます。と言っても、とても全部は入りませんが・・・。奥に見えるのがメインの建物です。



 入口を入り、エスカレーターで2階へ。入場券を買うとその右側のクロークにリュックを預ける。今度は左へ、入り口を通り越した反対側に行くと音声ガイドの貸し出しコーナーである。借りるのにパスポートを預けなくてはいけないと聞いていたが、まあ、出来ればパスポートは手放したくはないものだ。で、係のお姉さんは、「パスポート、免許証、ホテルのキー等、ご本人が特定できる物・・・」と日本語で言ってきた。えっ、ホテルのキー?「カードキーでもいいの?」と聞くと、「はい、いいです。」との話だったので、ホテルのカードキーを預けて音声ガイドを借りる。パスポートと違い、随分気楽である。

 2階の中央から中に入る。順路が書かれているので、それに従って歩けばOKだが、人の流れは必ずしもそうなっていないのでご注意を。どうやら上の階に行くほど古い時代になるようである。

 人によるだろうが、私はひとつ上がった3階の「陶器」が面白かった。シンプルなデザインで誤魔化しの利かない、艶やかな陶器が並ぶ。少しぼけたような味がある、白地に濃い青で龍が描かれた陶器。有名なのは白菜にバッタとイナゴが乗ったものと、そのすぐ横に置いてある豚の角煮そっくりの石のようだ。

 私がすごいな〜と思ったのは、すごく細かい細工の施された弁当箱入れである。細かな細工のため、強度がないだろうから実用品ではなさそうだという説明であったが、驚いたのが、その籠のように細かな隙間が空いている細工が、象牙から削りだした物だという事である。どれほどの注意力と、根気と、時間がかかったであろう。しばし、周りを回りながら見入っていた。

 一通りの見学が済むと、お昼を食べに、展示場横のレストランへと行く。





 直接関係ないですが、献血車です。台北車站でも見ました。
 台湾でも献血不足なのかも知れません。




レストランで頼んだ空芯菜の炒め物、麻婆豆腐、
鶏肉とカシューナッツの炒め物。少し味付けが濃い
と感じるものの、結構、おいしかった。空芯菜などは
油っぽくなく、サッパリしているので、嬉しい限りだ。




 昼食が終わり、おみやげコーナーを覗く。ハガキを買ってこの故宮博物館内にある郵便局から出す事も出来る。でも、買った絵はがき、どこに住所を書けばいいのか、わからなかった為、結局、出さなかった。






 故宮博物館の見学はこれまでとして、この後、夕日の綺麗と言われる淡水に行くことにした。






帰りのバス停は階段をずっと下った道沿いのロータリー。
ガイドブックに「乗ってはいけない」と紹介されているタクシー
の一群である。とはいえ、結構、乗っていましたが。
ここから士林の駅までバスに乗るのは難しい話では無い。




 2人分30元を支払いバスに乗る。バスの中も綺麗で、ご覧の通り、テレビもついている。まあ、中国語なのでサッパリわからないが。

 車内アナウンスは相変わらずわからないが、バスの前方に高架が見えればそれがMTRで、士林駅のバス停はその高架の下だ。だから高架が見えたら、そこで降りればOKだ。




 士林の駅に着くと、終点の淡水までの切符を買い、プラットフォームへと上がる。



前へ  次へ
トップヘ