ギャラリーラファイエット〜夕暮れのマルセイユ


 ギャラリーラファイエットに入ると、とりあえず食料品売り場に行き、お土産になりそうなものを探す。会社への海外旅行のお土産はチョコレートが定番だが、一ヶ月ほど前に新婚旅行でハワイに行った同僚がやはりチョコレートを買ってきたので、それもおもしろくないな〜と思い、ヌガーを買って帰る事にした。その後、下見をした鞄売り場に行き、お義母さんへのお土産の鞄を買った。




 ギャラリーラファイエットのフードコートはやはりとても素晴らしく、ウインドウの中の肉や魚介などの写真を撮りました。また、お菓子やパスタなども買いました。私はここで、お土産にするサイコロ型の7センチ角位の石鹸を8個買って、帰ってから配って喜んで貰いました。




 夕食は麺が食べたいと言っていた連れ合いが見つけていた中華料理店に行こうと、レストラン街目指して歩く。しかし、目当ての店は、オートロックのビルの2階で、入るのに呼び出しボタンを押さなくてはいけない。どうも怪しい感じがするので、結局、スーパーで適当に何か買って帰って、ホテルで食べる事にした。




 この左手にクリスマスマーケットがあり、そこに演奏しながら入っていく人たち。まだまだ街はクリスマスムードだ。


 途中のスーパーに入り、サンドイッチやサラダ、「Japanese Noodle 楽しい(←本当にこう書いてありました。多分、美味しいの間違いだと思うのですが・・・確認はしていません。)」を買い、ホテルへと向かう。その時、空が雲があるせいで、茜色に染まり、非常に美しかった。連れ合いは私の持っているスーパーの袋を持ち、「撮っといでよ。」と言ってくれた。




 ここで、ホテルがメインの繁華街から徒歩で15分離れていた事がとてもしんどい事になりました。タクシーに乗ればいいわと思っていたのですが、明日の空港までのユーロを残しておきたいからCashは無いよと連れ合いが言うので、お水のペットボトルや食べ物、様々なお土産を持ってホテルまで歩きました。美しい夕暮れの中ではありましたが、ホテルの立地は悔やまれました。

 綺麗に染まった空。美しいこの空は、あっという間に暗くなる為、30分程度しか見られない。
 夢中になって撮っていたが、やがて手持ちでは撮れないくらい暗くなって来たので、撮影をやめて連れ合いの後を追って、久しぶりに走った。しかし、追いついたのはホテルの直前だった。





 部屋でサンドイッチやカップ麺で夕飯を取る為に、お湯やフォークが必要な事は判っていました。部屋にポットが無かったので、フロントに電話をして頼むつもりでしたが、つたない英語が伝わりそうも無かったので、紙に書いてイラストもつけて持って行きました。フロントはレストランに電話してくれて、行って言えばオーケーだよと言ってくれました。その通りにすると、お湯の用意をしてくれるのですが、お椀にお湯を入れようとするので、ポットに入れてと再度伝えました。でも蓋はしてくれなくて、多分熱々ではないお湯でカップ麺が出来るかなと不安になりました。それに、二つ分のお湯の量では無かったのですが、ポットを二つとまで言う気力は無くて・・でも、部屋まで持ってきてくれましたよ。フォークはなんとサラダを開けると簡易なものが入っていましたが、借りられたものが使いやすくて良かったです。

 広い床にスーツケースをテーブルにしてベタ座りでの最後の晩餐となりました。サンドイッチはパサパサしていて3つ買ったうち1つしか食べませんでした。その分、カップ麺の方が美味しくて、連れ合いは1個し分しかお湯が無かったのでもう一つを水でふやかして食べていました。残りのサンドイッチは日本に持ち帰って、しっかり食べたんですけどね。




 最後の晩餐を終えると、明日の帰国に向けて荷物の整理を行い、目覚ましを確認すると眠りについた。

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